【冊子】WHOガイドブック翻訳版ー効果を高め、利益を最大化し、不利益を最小化するー(2冊)
「スクリーニング(健診/健診)プログラム:ガイドブック」

医療技術の進歩により、スクリーニング(検診/健診)を強化する傾向が強まっています。しかし、その多くの場合で有効性を示す明確な科学的根拠がありません。また、政策立案者、医療従事者、一般市民においても、スクリーニングの利益と不利益、医療システムにかかる費用と負担、しっかりした品質保証に基づいた精度管理の必要性についてはあまり知られていません。WHOから出版されたこのガイドブックは、スクリーニングプログラムの計画、設計および実施に係わる政策立案者や現場責任者を対象に、スクリーニングプログラムを開始、実施、中止する際に検討すべきさまざまな点と、運用、モニタリングおよび評価について説明されています。今回、日本におけるがん検診事業に関わる方々に現在のスクリーニングの基本的な考え方を確認していただくため、本書を翻訳しました。
「がん検診プログラム:ガイドブック」

本編は世界保健機構(WHO)欧州地域事務局から2022年に出版されたもので、2020年に出版された「スクリーニング(検診/健診)プログラム:ガイドブック」(邦訳・弘前大学出版会)の続編にあたります。前編はスクリーニング(検診および健診の総称)を対象としていたのに対し、本編はがん検診に焦点を絞っています。特に、欧州を中心に有効性が証明されており、第4期がん対策推進基本計画(厚生労働省)でも目指すべき方向性として記載されている組織型検診(organized screening)の要件はわが国ではほとんど知られておらず、今後大いにご参照いただく価値がある内容です。ただし、スクリーニング全般に関する基本的事項の多くは前編に記載されています。そのため、前編と併せてお読みいただくことで、スクリーニングとがん検診に関する全体的な視野を獲得できるものと期待されます。
※こちらの冊子については印刷版はございませんのでPDFでご覧下さい