No.5.「III-4. スクリーニングのモニタリングと評価」 /2 eラーニング No.5(動画:5分5秒) こちらの動画では、疾患の対策として実施しているスクリーニングプログラムの実施状況や質のモニタリングと、評価の意義や注意点について解説しています。 動画視聴後、以下の「開始する」から動画に関する理解度を確認する設問にお答えください。 各設問が正しいか、誤っているかを選択いただく形式です。 1 / 2 Q24.治療技術の発達によって対象疾患の予後が改善した場合などで、スクリーニングプログラムの有効性が低下することがある。 ○ × 正解は◯ スクリーニングはこれまでと同じように実施していても、疾病動態の変化やこれまでとは異なる新たな介入や技術の導入、治療技術の発達や医療資源の変化によって有効に機能しなくなることがあるため、定期的にモニタリングし、評価し、見直しを行わなければならない。 2 / 2 Q25.スクリーニング受診者群と非受診者群の生存率の比較は、スクリーニング開始後にプログラムの有効性を短期間で評価できる。 ○ × 正解は✕ 例えば、がん検診では症状が発現する前のがんを発見することができる。そのため、発がんから死亡までの期間が同じであったとしても、症状が発現して発見されたがん患者(非受診者)よりもがん検診によって発見されたがん患者(受診者)の生存期間は長いようにみえる(=リードタイムバイアス)。つまり、がん検診の目的であるがん死亡率の低下がなかったとしても、受診者の生存期間が延長し、生存率が向上したようにみえる。 再テストする 一覧に戻る