No.3 「II-1. スクリーニングの利益と不利益/II-2. 利益と不利益のバランス」 /4 eラーニング No.3(動画:4分21秒) こちらの動画では、スクリーニングの中でも、わが国ではあまり重視されず、理解もされてこなかった不利益について、系統的に解説しています。 動画視聴後、以下の「開始する」から動画に関する理解度を確認する設問にお答えください。 各設問が正しいか、誤っているかを選択いただく形式です。 1 / 4 Q14.スクリーニングのもっとも大きな利益は、対象疾患を早期に発見し、その疾患での死亡や障害を予防することである。 ○ × 正解は◯ スクリーニングのもっとも大きな利益は、対象疾患を早期に発見し、その疾患での死亡や障害を予防することである。 2 / 4 Q15.スクリーニング結果は真陽性、偽陽性、真陰性、偽陰性に分類され、このうち不利益が伴うのは偽陽性と偽陰性のみである。 ○ × 正解は✕ スクリーニング結果は真陽性、偽陽性、真陰性、偽陰性に分類される。真陽性者であっても、過剰診断・過剰治療、疾患の予防につながらない医療などによる不利益の可能性がある。そのため、不利益は偽陽性や偽陰性に限らず、すべての受診者に発生する可能性がある。 3 / 4 Q16.がん検診を実施すると、そのがんが死因にはならないがんが発見されることがある。これを過剰診断と言い、高齢者にのみ発生する。 ○ × 正解は✕ がん検診を実施すると、「症状が出るほど進行せず、もし検診を受診していなければ死亡するまで発見されなかったがんを診断する」、過剰診断が必ず発生する。過剰診断がんは年齢によらず発生するため、高齢者以外にも発生しうる。 4 / 4 Q17.スクリーニング受診者では、スクリーニングの主な利益を受ける人の数より不利益を受ける人の数の方が圧倒的に多い。 ○ × 正解は◯ スクリーニングの利益を受けるのは、受診者の中で、疾患に罹患していた人のうちのさらに一部の人だけで、それ以外の受診者には利益はほぼない。つまり、不必要な検査や診断、治療など不利益を受ける人の数の方が圧倒的に多い。 再テストする 一覧に戻る